小学校低学年のお子さんの近視がドンドン進行していくとのご相談で来店されました。
上2つの写真は眼球運動のシュミレーションです。
近くを見ようとすると両眼の角度が内に寄っていきます。
遠くを見ているとき両眼は平行です。
見方のくせを両眼視機能検査で調べました。
下2つの写真は検査して判った近くの見方です。
※緑のラインはメガネレンズを通した視線。
※白のラインは実際の目の視線。
白いラインの寄り目の角度がきつく、無理をしている状態の写真が現在使用されているメガネです。
目を寄せる角度が少なく、楽に見えている状態の写真が当店でお作りするメガネのイメージです。
お子さんの近視進行は近くを見るときの無理が要因の一つです。
特に小さなお子さんは眼球が成長段階なので、大人に比べ近視進行に影響されやすいのです。
メガネを作るには近くの見方を確認する検査が必要ですが、まだまだ行っているメガネ店は少ないのが現状ですね。