ジュニアメガネのご相談が集中するこの時期、メガネの掛け方によって姿勢が変化するというお話しです。
目からの情報が体の動きに大きく影響していることはあまり知られていません。
分かり易い例ですが、先日参加した両眼視機能勉強会の様子です。
モデルは県外のメガネ屋さん。
もともと頚椎が悪く上を向くのが苦手なんだそうです。
写真では強度近視のメガネを少しずらした状態を再現しています。
正面を見ようとすると、前かがみで下から見上げる姿勢になります。
次に強度近視のメガネを少し上げた状態を再現しています。
頚椎が悪いにもかかわらず、顔が上がって姿勢が良くなりました。
これは目から入ってくる情報によって重心が変化するという実験です。
お子さんの姿勢が悪いのはメガネの掛け方もしくは処方度数に問題があることが多いです。
本人は気付きにくいので、ご家族がチェックしてあげるのが良いと思います。
当店でも見方の悪い癖がないか検査しアドバイスをさせていただきます。