近くが見えない原因はメガネだった!

近くを見るのにいつもメガネを外されていた40歳になられるお客様。

ご指摘するまでそれが当たり前だと思われていましたが、両眼視機能検査で原因が明らかになりました。

 

ご使用中メガネで両眼視力が1.2、過矯正メガネだったため近視と乱視度数を5段階下げても0.9まで見えます。

 

強いメガネを掛けると遠方+3の内斜(寄り目)になっていて、水晶体に過剰な調節が起きていると推測されます。

 

肩こり、視界の狭さも訴えられているので、改善方法として弱めのメガネで作成しました。

 

近視を強めに矯正したメガネは水晶体を厚くする筋肉が緊張するので一過性の寄り目になり、よく見える気がします。

実は緊張状態なのに《集中して見える》と錯覚しているだけで、外眼筋が疲れてくると外したくなるんですね。

 

ヴィヴィアン・ウエストウッドのポストカードモデルでお作りいただきました。

遠くも視界が広くなり、掛けたままで近くが楽に見えるようになったとお喜びでした。