お客様の視覚機能検査をしたところ、7年間使用されていたメガネの影響を強く受けているのではと思い、あまりネガティブな内容はアップしたくないのですがメガネのある面危ないことをお伝えしたいと思います。
ハイカーブフレームと呼ばれ、普通のフレームよりもシビアに度数を補正する必要のあるメガネになります。
非球面単焦点レンズが使われ、フレームのカーブもレンズに合わせフラットに調整してあります。
このメガネ度数は以下のとおり
R S-1.75 C-0.75 Ax180
L S-3.25 C-0.50 Ax180 PD67mm
ハイカーブメガネでも収差補正、プリズム補正、乱視補正をすればフラットなフレームに近い状態で見ることができます。
非球面設計レンズを使用するなら完全にオーダーメイドする必要があります。
今回のお客様は長年こんな景色を見ていた訳です。
ケラト、レフラクターの値は角膜乱視、全乱視ともに軸180度なのに装用テストでは90度に近い斜乱視が必要になります。
長年の視覚のズレが影響しているのでしょうか。
ハイカーブメガネを売り慣れていないメガネ店かと思いきや、スポーツサングラスの品揃えと度つき対応を宣伝されている新宿のショップで購入されたそうです。