両眼視機能を知るには自分の目で試してみるのがベスト。
幸運にも?私には大きな斜位があり本を読みたくてもすぐに疲れ長続きしませんでした。
現在行っている楽に見える調整方を知らなかった頃は、良いメガネ=ピントのずれをレンズで補正し正確にレンズ中心を目の位置に合わせることだと信じて疑いませんでした。
目の測定機器は経験が浅い人でも扱い易いよう進化しているものの、今でも日本中ほとんどのメガネ度数決定方は昭和から変わりません。
昭和のセオリー(笑)で作っていた30代当時の度数(矯正視力1.0)右目S-5.00 左目S-5.75
40代からプリズムメガネを使うようになり徐々に近視が改善してきました
(写真上)
2020年5月 中近メガネ(矯正視力0.8)
使い始めて一年弱で視力1.0に改善しました。
それと同時に近くが見づらくなり利目に違和感を感じたのでさらに0.8にレンズ度数を弱めました。(写真下)
装用して一日経過し、目の違和感が和らいできました。
現在の視力は30代当時よりも右目で5段階、左目で4段階の近視改善しています。
輻輳調節と近視改善との関係性の研究は未だ手付かずでエビデンスがありません。
今後の研究が進展することを願います。