コロナ自粛によって一段とスマホやタブレットを見る機会が増えていますね。
テレビの健康番組などでも20㎝以内の超近方視は内斜視のリスクがあるといわれています。
ネットに元アイドルの内斜視で苦闘された記事があったのでご紹介します。
日刊ゲンダイヘルスケアへリンク
(内容を要約)
高校生のとき突然斜視の症状が出て、勝手に目に力が入る状態で目が寄り景色も少し二重に見えた。
そのころは睡眠をきちんととればだいたい良くなっていた。
テレビやスマホや映画をなるべく見ないように心がけていると症状もでなくなった。
上京してアイドルの仕事をするようになると再び症状が出始め寝ても改善しなくなった。
立ち位置や距離感がわからずメンバーとぶつかってしまうことも。
病院を何ヵ所も回るが原因はわからないまま、その後は倦怠感、頭痛、立ち眩みにも悩まされる。
ファンの眼科情報から内斜視の手術(外側から筋肉を引っ張って黒目を真ん中で留める)を受けることに。
このころにはひどいと左目の黒目が見えなくなるくらい内側へ寄ってきていた。
術後はひとつに見えるようになったものの1年半後には再び症状が現れ再手術を受けることに。
今度は目の内外両側の調整が必要で手術は90分くらいかかった。
それからは症状はほとんどない。
(以上)
内斜視は開散力より輻輳力に原因がある場合が多く内直筋の緊張が影響すると考えられます。
私見ですが、内直筋の緊張を抑えるデスクワーク用プリズムメガネを使っていたら結果は違っていた思います。
両眼視機能についての知識を日々アップデートしているのでメガネで改善へのアプローチができるかも知れません。
気になる方はご相談下さい。