夏休みも終わり新学期がスタートしますね。
視力と同じくらい成長期に大切な能力が両眼視機能です。
両眼視機能を簡単にいうと見たい距離に両目の向きを揃えピントを合わせる能力で、立体視、物体の動きやスピードを認識します。
それ以外にも学習時の文字を追うスピード、文章の内容を理解する速さ、集中力の維持にも影響しています。
一般的に学校の視力測定は遠見のみです。
私自身、今でも残る遠見視力至上主義はかつて兵役検査の名残りでは?と疑問に思います。
生活環境は大きく変化したのに、良い視力の評価基準が当時と変わっていないからです。
確かに遠くまで良く見えることは素晴らしいのですが、一方でその目は近くを見続ける生活環境には不向きとなります。
現在は小学生もタブレット授業ですし、家でもゲームの画面を見ています。
そうならば勉強で酷使する近見の見え方はどうか測定した方が理に適っていると思います。
家に帰って机に向かうお子さんの姿勢はどうですか?
近方での両眼視が不得手なお子さんの多くが片目で見ようとする姿勢になります。
例えば片ひじを付き、頭を傾け、ノートに片目を近づけて文字を書きます。
もしお子さんの左右の視力差が大きくなっているなら当てはまりませんか?
当店では近方の両眼視が苦手な方でもメガネ度数調整により対応しています。
写真はフレームのすべてが樹脂で出来ていて破損しづらく、破損してもパーツごとの交換が可能なメガネです。(スイスフレックスKIDS)