強度レンズを薄く収差も改善

強度近視のお客様はレンズの厚みと渦が気にならないメガネをご希望でした。

 

渦とはレンズ収差のひとつでレンズを通した顔の輪郭が歪んで見えることを言います。

 

右 S-9.25 C-0.75 Ax120 P2.0BI

左 S-9.25 C-0.75 Ax40 P2.0BI

(瞳孔間距離66㎜)

 

フレーム選びのポイントはレンズデザインが小さく、黒目がレンズの中心に近い位置に來るものを選択すること。

 

また、顔幅よりもレンズが内側に入るフレームを選択すると他者から見えるレンズの渦(収差)は改善します。

あすすめしたのはコンセプト「Y」Classic ラウンド

 

小さなレンズデザインでフレームサイズは37□27

市販プラスチックレンズの屈折率は1.50~1.76まであります。

 

屈折率が高い程薄くなりますが、比重が大きくなるので重くなり、色にじみが大きくぼやけます。

 

今回選択した屈折率1.67レンズで耳側の厚みは右2.7㎜と左2.6㎜と薄く仕上がりました。