最近の補聴器は軽く小さくなっています!
小さくて目立たない耳あな型、扱いやすい大きさの耳かけ型などさまざまな種類があります。
補聴器を試すことができます!
ご購入の前に試聴もできます。聞こえの状態、使いたい場所、環境や生活スタイル、ご予算などご自分に合ったものを専門スタッフとご相談ください。
リオネットは使いやすい工夫がいろいろあります!
電池のプラス・マイナスがどちら向きでも大丈夫で電池交換も簡単な「おまかせ回路」や、たくさん汗をかいても大丈夫なもの、お風呂や温泉・プールで使える補聴器もあります。
こだわりの国内生産!(日本の補聴器ならリオネット)
日本初の量産補聴器を1948年に発売以来、その品質を維持するためにずっと日本製にこだわり続けました。常に高い品質・サービスを提供いたします。
詳しくは当店でご相談ください。
補聴器を両耳にすると、片耳装用と比べてこんな効果が期待できます。(効果の一例です)
音の方向や位置がわかりやすくなる
両耳で聞くと、どの方向から聞こえているのかわかりやすくなります。例えば自動車などがどちらから近づいてくるかがわかりやすくなります。
音量感が得られやすくなる
音が片耳だけに集中することなく、両方の耳でバランスよく聞きとれ、より豊かな音量感を得ることも可能です。
1、医師の診断
2、ご来店・ご相談 お客様の状況や要望を伺います。
3、聴力測定 補聴器を選定するために、聴力を測定します。
4、補聴器の選択・調整 聴力データをもとに、お客様の聴力に合った補聴器をお選びします。
5、補聴器を試す お客様の聴力に合わせて、聞こえや装用感などの調整を行います。
6、補聴器効果の確認
7、ご購入
8、日常装用状態の確認
9、点検 ご購入後、定期的に点検することをおすすめします。
波の音に心を和ませたり、鳥のさえずりや風の音などに季節を感じたりと、耳から入ってくる音は単なる情報だけではなく、ときには人間の感性、創造力を刺激し直接的に心を動かすことがあります。 ただ単に音として聞くのではなく、「音」の豊かさ、聴こえることのすばらしさを考えながら、自分自身の「聞こえ」と付き合っていきましょう。
音とは、空気の振動です。その空気の振動を耳でとらえ、脳に伝えることで、私たちは言葉やその意味を理解することができます。細やかな音声や音の種類を聞き取ることができるのには、人間の耳の作りが大きく影響しています。
人間の耳は、外耳、中耳、内耳の3つの部分から構成されています。まずは耳として見えている部分(耳介)でとらえた音が耳の穴(外耳道)を通り、耳の奥にある鼓膜で受け止めます。鼓膜で受けた音(空気の振動)は、耳小骨と言われる3つの骨(ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨)より成る蝸牛というカタツムリの形をした器官に伝えられます。この蝸牛で音の信号が電気信号に変換され、聴神経を介して脳に伝わることで、言葉や音を理解するに至ります。
このように音は、非常にたくさんの段階を踏むことで、言葉となり、想いを感じることができるのです。いつもは自然と聞こえている音も非常に愛おしいものなのです。
私たちが言葉や音を聞く際の「聞こえ」の種類には、主に下記の4つが挙げられます。
聞こえの感度
…どのくらい小さな音を聞くことができるか
小さな音は聞こえにくく、大きな音は聞こえやすい。当然のことではありますが、以前よりも小さな音が聞こえにくくなってきた場合は、聞こえの感度が悪くなってきたと考えられます。
語音弁別能力…言葉を聴き分ける能力
実は、「音が聞こえること」と「言葉を理解できること」は同じようで異なります。いくら音を認識することができても、「何を話しているか分からない」状態になってしまっては、音を大きくしても「聞こえ」の改善にはつながりません。
周波数弁別能力
…音を選別する能力
音や言葉は聞き取れるのに、数人の人と会話する際に不自由を感じてしまう…。そのような場合は、「聞きたい音を選び出す能力」が低下している可能性があります。この能力の低下は、コミュニケーションを躊躇させてしまう要因にもなりかねません。
時間分解能力
…早口などの素早い音を処理する能力
ゆっくりとした会話なら問題はないのに、早口になった途端、理解が難しくなる…。そのようなケースでは、耳から入った音を中枢で処理する時間が関係しており、これが低下することで、 早口の会話に対応が難しくなります。 ご覧のように、「聞こえ」と一口に言っても、必要になる能力は様々です。
難聴とは、簡単に言うと“聴力の低下”です。多くの人は加齢によって、聴力は低下していきますが、それ以外にも耳の各部位の機能低下および障害で、難聴になってしまうケースも少なくありません。
難聴には、主に「伝音難聴」と「感音難聴」の2種類あります。
伝音難聴(音を伝えるところの障害)
外耳から中耳にかけての伝音系の部位に中耳炎や外耳炎といった障害が起きると、伝音難聴を引き起こしてしまいます。伝音難聴の特徴は、「音が小さく聞こえてしまう」症状にあり、音を大きくすれば聞こえることもあります。伝音難聴に関しては、治療によって治る可能性もあります。
感音難聴(音を感じるところの障害)
感音系と言われる内耳や聴神経、脳にかけて障害が起こってしまうと、感音難聴を引き起こされます。一般的に加齢による難聴は、この感音難聴に属します。感音難聴の特徴は、音がひずんで聞こえたり、言葉の聞き分けが出来なかったりと、音を大きくしてもはっきりと聞き取ることがむずかしい場合があります。
このほかにも、伝音難聴と感音難聴の両方を同時に発症する混合難聴も存在します。
このように難聴と一口に言っても、様々な種類があるのです。
また、皆様の中には、「難聴=耳が聞こえにくい病気(症状)」という認識しかお持ちでない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これは大きな間違いです。人間に限らず、動物にとって、耳から入る情報は非常に重要であり、またその際に脳が受ける刺激は脳にとって大きな意味があります。もしも、難聴を軽視して、放置してしまったら…。徐々に脳の機能を低下させていき、痴ほう症といった症状を引き起こしてしまう恐れすらあるのです。
「これくらい大丈夫」ではなく、「何かおかしいな」と思ったら、すぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
聞こえの状態を知るためには、聴力測定が必要です。この測定には、オージオメータという機械を用いて行い、 その結果で一人ひとりの聞こえの状態や難聴の種類がわかります。
<聴力測定の種類>
気導聴力測定
ヘッドホンのような受話器を左右の耳に当てて、周波数ごとにどのくらいの音の大きさが聞き取れるかを測定します。測定結果は、オージオグラムという用紙に記入します。この測定では、通常音を聞く上で使用するすべての経路(外耳から脳まで)の測定となります。
骨導聴力測定
振動する受話器を使い、直接、頭蓋骨(内耳)に振動を与えることで、どのくらいの大きさの振動を音として聞き取れるかを測定します。この測定では、内耳から脳にかけての聞こえを測定することができます。
2種類の測定結果をもとに、オージオグラムに測定結果を記入します。グラフの縦軸は、聴力レベルを表し、下に行くほど「聞こえが悪い」ということになります。横軸は、音の周波数を表し、125Hzから8,000Hzまでを測定することができます。加齢による難聴では、一般的に高い音(高音域)から聞き取りにくくなってくると言われています。
記入方法は、
・気導聴力測定の右耳は○、左耳が×
・骨導聴力測定の右耳は[ 、左耳が ]
※右のグラフでは、赤○が青×よりも上にあるため、左よりも右耳の方が聞こえが良いことが解ります。また、左右共に右側が下がっているため高い音が聞こえにくいことが解ります。
<聴力レベルと聞こえの目安>
聴力測定の結果により、軽度難聴から重度難聴まで分類され、それぞれの度合いによる聴力レベルの 目安は、以下の通りです。
軽度難聴
…聴力レベル 25dB以上~40dB未満
小さな話し声やささやき声が聞き取りにくい。
会議などで時々聞き取りにくいときがある。
中等度難聴
…聴力レベル 40dB以上~70dB未満
少し離れた場所にいる人との会話が聞き取りにくい。
騒音下での会話が聞き取りにくい。
高度難聴
…聴力レベル 70dB以上~90dB未満
耳元で大きな声でゆっくりと話すと聞き取れる。
横を通りすぎる車の音が聞こえないことがある。
重度難聴
…聴力レベル 90dB以上
耳元の大きな声で何とか聞こえる。
普段の会話はほとんど聞き取れない。